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1.相続税が不安となる要因
平成25年の税制改正により、相続税の基礎控除額が引き下げられたことで、相続税が他人事のように思えなくなってきました。実際、相続税申告に係る被相続人の数は、その改正前まで毎年5万人前後なのに対し、改正後には年間10万人を超えるまで増加しています。また、平成29年分の全被相続人に対する申告者の割合は8.3%となっています。
なお、相続を経験することは、一生で大体2~3回程度のため、未経験の方がほとんどだと思われます。何事も未経験の事に関しては、人間不安になるものです。
2.税理士へのご相談で不安解消
その不安となる要因を取り除くことにより、自信をもって相続に臨むことができます。
まずは、相続税の専門家である税理士へご相談下さい。
人により様々なお悩みを抱えていると思われますので、相続税のみならず、相続全般についてご相談頂ければ、誠意を持って対応致します。
3.相続財産及び相続税の把握
まず初めに、お客様が相続税の対象となるのかどうかを診断する必要があります。弊所では、相続税の無料診断を行っておりますので、ぜひご利用下さい。
相続税が課税されることがわかれば、次にその相続財産を正確に把握することになります。少し時間を掛けながら財産に漏れがないよう慎重に確認しなければなりません。相続財産のうち認識していないものが発覚すれば、相続税が瞬時に増加することにもなりかねないため注意が必要です。
4.税理士による相続税対策
次に、すべての財産が確認できれば、お悩みを解決するためあらゆる相続税対策を考えます。相続税を減少させる、生前贈与を検討する、あるいは財産を事前に売却してしまうなど、その内容をお客様へご説明し、納得いくものであれば、お客様が抱えていた不安も少しは解消するのではないでしょうか。
相続税に関する全体像を理解し、その対策をしっかりと行うことにより、当初不安と感じていた部分が最終的には跡形もなく消えていれば、結果的にその対策は成功したものと思われます。税に対する納税者の不安感を少しでも和らげることが、税理士の仕事だと考えています。